カウンセリングガイド

カウンセリングの必要性

不安障害を患ってしまった場合、カウンセリングを一度受けてみて、その後に「必要かどうか」を判断して頂きたいです。何年も経過した後にカウンセリングを受けると「最初から受けていればよかった」と後悔してしまうこともあるかと思います。罹患直後の不安障害の方が、最初から病気と上手く付き合えることはほとんどありません。また、不安障害が何年も良くならない方は、治療の取り組み方にどこかしら問題があると考えられます。こうした問題は、自分一人では気づきにくいため、カウンセリングを利用した方がリスクを低く抑えられます。

カウンセリングの効果

カウンセリングを受けたからといって、すぐに効果がでるわけではありません。しかし、回復までの期間を、大幅に短縮できる可能性は十分あると思います。

植物に肥料をあげても、すぐには効果を体感することはできません。しかし、肥料があるとないとでは、大きな差になります。

カウンセリングも似たようなもので、あるとないとでは、大きな差になると思います。

医師とカウンセラーの違い

「精神科医はカウンセリングを行ってくれている」と考えている方は多いのですが、医師は基本的にカウンセリングを行いません。カウンセリングは短時間で完結しませんので、医師が行うことは非常に稀です。 医師にカウンセラーの役割を期待してしまうと「話を聴いてくれない」と感じてしまい、患者側に不満が増えてしまうことがあります。

こころまりも相談室のカウンセリングはどのように進みますか?

初回のカウンセリングは、ご利用者さんの状況を把握することに多くの時間を割きます。そのため、初回のカウンセリングで問題が解決することはほとんどありません。これは、おそらくどのカウンセリングルームでも同じだと思います。

従いまして、カウンセリングは、少なくとも数回は受けて頂きたいです。

パニック障害を患っているので、長い電話は苦痛です。その場合、どうすればいいですか?

パニック障害の方の場合、カウンセリングをしているときも、大きな苦痛が急に発生することがあるかと思います。そうした場合は電話をきって、いつでも休憩をとって頂いてかまいません。時間内でしたら、何度でも休憩できます。電話は、突然切っていただいても大丈夫です。落ち着いたところで、お電話をかけなおしてください。

カウンセリングはどれくらいの頻度で受ければいいですか?

最初の数回は、1週間に1回以上のペースで受けて頂きたいです。その後は、スローペースで受けていただいても、効率はあまり落ちないと思います。

どのような人が「こころまりも相談室」に向いていますか?

パニック障害、不安障害、うつ、毒親問題、職場の人間関係等のお悩みを抱えている方は、こころまりも相談室がお役に立てると思います。一方、次のお悩みを抱えている方は、他の相談機関でご相談することをお勧めします。

  • 一刻を争うほど深刻化している ➡ 命の電話
  • 心理検査を必要としている ➡ 臨床心理士のいる医療機関
  • 統合失調症を患っている ➡ 精神保健福祉士のいる福祉施設