03 社会不安障害」カテゴリーアーカイブ

社会不安障害(社交不安障害)の回復アプローチ

私が子どもの頃(1980年代)は、社会不安障害は、病気と見なされることはほとんどありませんでした。昔から、「恥ずかしがり屋さん」だとか、「引っ込み思案」だとか、または「人見知り」という言葉は広く使われていたので、社会不安障害の症状は、病気と言うよりも「その人の性格」だと認識されることが多かったと思います。

社会不安障害の場合、病気なのか、それとも性格の問題なのか、判断するのが難しいときがあります。しかし、苦痛が大きく、慢性化しているようであれば病気として捉え、しっかりとした対策を講じたほうが、その後の人生を豊かにできると思います。

社会不安障害患者は、10代の時に罹患することが多いのですが、実際にはじめて病院にかかる人は、30代後半の人が多いです。このことから、「放置はよい選択にならない」ということがわかります。

社会不安障害への対応方法ですが、まずは訓練(認知行動療法)が重要になります。そしてそれが難しい場合、薬物療法を選択したほうがいいと思います。

しかし、日本の場合、積極的に精神療法を行う医療機関は少ないので、いきなり薬物療法が選択されることも多いと予想します。

このことに違和感を感じる場合は、先にカウンセリングを受けたほうがいいと思います。