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強迫性障害の回復アプローチ

多くの人は、「強迫性障害は治りにくい」というイメージを持っていると思いますが、実際はそうではなく、改善する人も多いと考えられています。具体的な数字は出せませんが、書籍を読む限り、強迫性障害は「まったく手が付けられない病気」ではないです。

強迫性障害の精神療法は研究が進んでいるため、効果が期待できます。けっして、非力ではないです。「暴露反応妨害法」を応用できるようになれば、きっと、よい結果が得られます。

ところが、精神療法に力を入れている医療機関は少ないです。多くの場合、患者は独学で精神療法を勉強することになります。

子どもの場合の回復アプローチ

患者が子どもの場合、不安の発生源が親であることもあります。その場合、「患者への教育」の他に、「親への教育」も必要になります。「平素の接し方」が、子どもに不安を与えている可能性があるため、場合によっては、そこから見直す必要もあります。

不安の発生減が「親ではない」という場合も、当然ながらあると思います。その場合でも、子どもには環境を変える力はないので、いずれにせよ、「親の対応能力の向上」が不可欠になります。

回復のコツ

暴露反応妨害法は「症状の減少」に注目がいきがちになります。しかし、「不安の減少」にも注目した精神療法も展開しないと、治療の成功確率が下がってしまうと予想します。